色修正
2007-06-17
色は抜きたくありません・・・。
でも、シミ抜き処理をしていると避けられない問題ですし。
ガンコなシミの場合、どうしても地色に影響が出てしまう事がありますから。
衣類の色合わせってスゴク難しいです。
プラモデルのように平面的なモノであれば、色が欠けてもそれなりの修正が出来ますが、
布地のように糸が織り(編み)重なった奥行きのある場合、地色とあわせる事は非常に難しくなります。
まず、色が合ったとしても光の反射や吸収によって違って見えてきます。
先染めされた(糸全体を染め上げた)布地の場合、
染料を生地表面から入れていくので糸全体を均一に染める事が難しく、
元の地色との差が出ると思われますので。
それに、色が抜けている部分とそうでない部分との境目も合わす事が難しいです。
地色と修正の染料が混ざってしまいますし、それを考えて調整しても合わせる事は大変です。
後は、時間の経過に伴う染色状態の変化に合わせられない事など・・・。
修正箇所がほんの僅か(米粒程度)であればそれ程目立たないのですが、大きくなると本当に難しいです。
(僕が未熟なせいもあるかも知れませんが・・・。)
シミ抜き前にテストをする事はもちろん、シミに対する見極めも非常に重要です。
落ちきらないシミにどこで見切りをつけるのか・・・悔しい判断です。
「色が合う・合っていない」は人によって認識の差もあると思います。
人によっては「目立たない」事で良しとする場合もあります。
それで仕方ないのかも知れません(シミ抜き処理のリスクを考えると)が、出来れば地色を壊さないままお客様へお返ししたいと思っています。
ただ、冒頭のようにシミ抜き処理には色落ちのリスクは避けられません。
色が落ちた場合は修正させていただきますが、完全には合わせられない事をご了承願えればと思います。
当店のもう一つのブログです。

でも、シミ抜き処理をしていると避けられない問題ですし。
ガンコなシミの場合、どうしても地色に影響が出てしまう事がありますから。
衣類の色合わせってスゴク難しいです。

プラモデルのように平面的なモノであれば、色が欠けてもそれなりの修正が出来ますが、
布地のように糸が織り(編み)重なった奥行きのある場合、地色とあわせる事は非常に難しくなります。
まず、色が合ったとしても光の反射や吸収によって違って見えてきます。
先染めされた(糸全体を染め上げた)布地の場合、
染料を生地表面から入れていくので糸全体を均一に染める事が難しく、
元の地色との差が出ると思われますので。
それに、色が抜けている部分とそうでない部分との境目も合わす事が難しいです。
地色と修正の染料が混ざってしまいますし、それを考えて調整しても合わせる事は大変です。

後は、時間の経過に伴う染色状態の変化に合わせられない事など・・・。
修正箇所がほんの僅か(米粒程度)であればそれ程目立たないのですが、大きくなると本当に難しいです。
(僕が未熟なせいもあるかも知れませんが・・・。)
シミ抜き前にテストをする事はもちろん、シミに対する見極めも非常に重要です。
落ちきらないシミにどこで見切りをつけるのか・・・悔しい判断です。

「色が合う・合っていない」は人によって認識の差もあると思います。
人によっては「目立たない」事で良しとする場合もあります。
それで仕方ないのかも知れません(シミ抜き処理のリスクを考えると)が、出来れば地色を壊さないままお客様へお返ししたいと思っています。
ただ、冒頭のようにシミ抜き処理には色落ちのリスクは避けられません。
色が落ちた場合は修正させていただきますが、完全には合わせられない事をご了承願えればと思います。

スポンサーサイト

当店のもう一つのブログです。