水の使い方

2007-03-30

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今朝の大阪はスンゴイ雨でした。

雨と風の音が轟いていましたからね。
その轟音に目が覚めてしまいました。

昨夜、天気予報によると「雨」となっていたので天日干ししていた毛布を雨がかからないように取り込んでおいたつもりなのですが・・・。
“予想外”の雨の凄さでずぶ濡れになっちゃってました。
おかげで、もう一度洗い直すハメに。
ちゃんと屋内にいれておけば良かった・・・。

毛布といえば、当店では水洗い品には全品「ミンク加工」を施しています。
触ってビックリ!「ふんわり・フワフワ感」を実感してください。
っと、宣伝でした。


水といえば、洗濯の場合は「節約」っていう言葉がキーワードになってますよね。
でも、水量って衣類を安全に洗濯する大切な要因の一つです。
肌着やYシャツと言った「ガンガン洗える」衣類は少ない水量で洗えますが、
ニットやカットソーなどのデリケートなモノは「ゆったり目」の水量で洗わないと、入れ過ぎの場合は他の衣類と揉み合う事が多くなるのでシワが出来たり色落ちしたりする場合もあります。

染色も色々で、糸の中まで染まっているモノもあれば生地表面だけ染まっている場合もあります。
生地表面だけが染まっている場合は、摩擦などの影響で染料が落ちて白っぽくなったりします。
麻やテンセル・絹などはもちろん、綿素材でも製品化された後に染められたモノは色落ちしやすく白っぽくなる事があります。

節約する部分は節約して、必要な時は適切に使う。
その判断が出来れば洗濯での失敗も少なくなると思いますが、いかがでしょうか。
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単純なミスはしたくない

2007-03-27

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最近、洗剤のCMでお笑いタレントの方が出ているものがあります。
濃色のTシャツが色褪せたり風合いが変わったりして「困ったなぁ」と。
で、その洗剤を使うとそのお悩みも解決するっていうCM。

その中で洗濯機の浴槽が写るシーンがあるんですけど・・・。
黒や紺・赤といった濃色に混じって「白」のTシャツが入ってるし
(しかも詰め込み過ぎ・・・。)

いくら洗剤の性能が良くったって、色が出るものは出ます。

それに、作られた時は色落ちしない製品でも着ているうちに汚れや大気・ガスの影響で生地が傷み色落ちする事もあります。

濃い色の製品はそれだけ染料を多く使っているって事ですから、色が出るっていう危険性も大きい訳です。
だから濃色と白物を同じ浴槽で洗うなんて・・・しちゃダメです。

当店でも「淡色」と「濃色」とは分けて洗います。
(どうしても色が出る場合はなるべく色が落ちないような方法で単品洗いをしています。)

いくらテストをしていても、素材やメーカーを見て判断していても「万が一」って事が無いとは限りませんからね。
それなら「万が一」が起こった場合に、被害が最小限になるような方法を選択しなければと思うんです。
その1つが「淡色」と「濃色」とを分けて洗う事です。
(単純ですけど・・・でも1番大切です。)

自分の服ならまだしも、お客様からお預かりした衣類ですから・・・。
単純なミスはしたくないです。

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ポリエステル製品のお手入れ

2007-03-25

Tag :

ようやく春の兆しが見えてきたように思います。

一雨毎に暖かくなっていくんでしょうね。
(もうさすがに寒の戻りは無いでしょう・・・。)

衣替えの季節はもうすぐっていう感じでしょうか。
心待ちにしています。
(ホント、心底心待ちです・・・。)

今年は暖冬でしたが、やはりダウンジャケットは需要があったのではないでしょうか。

そのダウンジャケット・・・結構着続けている方も多いのでは?
衣替えイッパイイッパイまで洗濯しないっていう人も・・・。

黒などの濃色ならまだしも、白やベージュなどの淡色系なら汚れも酷いのでは。
袖口や裾など擦れたりする部分が汚れていると思います。

自分では汚していないつもりでも、大気中はススや粉塵が舞っています。
都会であれば車の排気ガスやタイヤのススが舞っている中で生活しています。
いつのまにか手首や裾が擦れるにつれ、そのススや粉塵が繊維の中に入り込んでしまいます。

ダウンジャケットって大体ポリエステルが表生地に使用されています。
後はナイロンか綿の混紡でしょうか。
最近のポリエステルは風合いや素材感を生かす為、スゴク細い繊維になっています。
その細い繊維を束ねて糸にしているのですが・・・。

極細繊維なので、その隙間にススや粉塵などの微粒子が入り込んでしまうと取り除く事がスゴク困難になってしまうんです。
取り除く為には繊維に対してハードな処理をしなくてはいけなくなります。

そして、ポリエステルという繊維の性質から手首付近は皮脂(油性)と結合し、より除去しにくくなってしまいます。

お気に入りのダウンジャケットであれば衣替えの時期のみにケア(クリーニング)をするのではなく、定期的にされる方がいつまでもキレイな状態で着用出来るのではないかと思います。
特に淡色系であれば尚更です。

やはり汚れは早めにケア(クリーニング)する事が大切です。


ところで、フィギアスケートは日本人ワンツーフィニッシュで良かったですね。
思うのですが、TVカメラはちょっと選手に近寄り過ぎではないですか?
もう少し引いて全体的に写してもらえると美しさもより引き立つのでは・・・なんて考えるのですが。

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収縮いろいろ

2007-03-22

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収縮のお話ばかり続きますが・・・。

以前にも書いたのですが、収縮って織(編)組織が崩れなければ戻す事が可能だと思うんです。

「水洗いの際に水分の影響で太さ方向に膨潤(膨らむ)してそのまま乾いた為」
あるいは「乾燥時の熱と揉み作用によって繊維に含まれる水分が蒸発し繊維がほぐされる為」
太さが増している状態になっていて「縮んでいる」状態になっている衣類もあります。
長さの分が太さに反映されているという状態です。

こういう収縮であれば、同じ様に水分と熱を与えながら少し引張を加えてあげれば元に戻る可能性があると思います。

ドライクリーニングされた毛織物(スーツなど)で縮んでいるなって思われた事はありませんか?
フェルト収縮していなければ、アイロンでスチームを与えてしっかりと整えてあげれば戻す事も可能です。

また、綿織物も同様だと思います。
例えばジーンズは洗いを重ねる毎に身体に馴染んでくると言われます。
ゆとりのある部分は縮み、動きのある部分は伸びるという感じで。
これは生地が縮んでいるのではなくて膨らんでいる状態にあるからだと思います。
動きのある部分は着用時の伸縮により伸ばされる状態になり、
動きの無い部分はそのまま「縮んだ」状態で維持されます。
(アイロンで伸ばす事が出来ますが、ジーンズの持ち味が失われますね。)

収縮にもいろいろあるのではないでしょうか。

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Yシャツの衿の縮み

2007-03-21

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以前はよく「クリーニングに出すとYシャツの衿が縮むので少し大きめのシャツを買うように」って言われていました。

これはプレスの仕方によるものだと思っています。
(クリーニングでの高温洗浄や高温プレスによって芯地(衿やカフスにハリを持たせるモノ)が縮むケースはありますが。)

シャツの衿って「台衿(首周り)」と「羽衿(外側の衿)」に分かれているのですが、
台衿は首回りに沿って、羽衿は着用時に収まりが良いように作られています。
ですので普通は台衿と羽衿を一緒に平面にしようとすると収まりが悪いです。
(どちらかを真っ直ぐにすると片方は歪みます。)

でも、クリーニングで機械プレスをしてしまうと台衿・羽衿が一緒に同じ平面で押さえられてしまいます。
だから狂いが生じてくるんです。
(別々に押さえるプレス機があるのかも知れませんが。)

「首周りがフィットしない」「違和感がある」と思われた事はありませんか?

台衿と羽衿を別々に伸ばしてあげれば、そんな「縮んだ」と思うような事はありません。

それと、仕立ての良いシャツの衿は立体的に縫製されています。
折り曲げた時にキレイに収まるよう、表側の生地にゆとりを持たせ立体的に作られています。
だから、機械プレスしてしまうと余計な小ジワを作る事にもなるんです。

気になる方は、衿・カフスも手仕上げ(手アイロン仕上げ)をオススメします。
(当店では「綿や麻」のYシャツ(ドレスシャツ)は全て衿・カフスも手アイロン仕上げです。)

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毛スーツの水洗い

2007-03-20

Tag :

毛スーツをWクリーニング(ドライ&ウエット(プロの水洗い))しています。
ドライクリーニングでは落ちきらない全体的な汚れや臭いがある場合は、水洗いをオススメしています。
(画像をクリックしていただくと、大きなサイズでご覧になれます。)

ウエット処理(ジャケット)
↑   ↑   ↑
洗い上がりの写真です。

自然乾燥した後、手アイロンで仕上げました。

ウエット処理(ジャケット)_01
↑   ↑   ↑
洗いあがりの写真と同じハンガーに吊るしています。

ウエット処理(ジャケット)_02
↑   ↑   ↑
購入時のハンガーに吊るした状態です。

ウエット処理(ジャケット)_03
↑   ↑   ↑
背中部分です。

水洗いの場合だけではなくドライクリーニングの場合でも、
スチームだけで仕上げるよりも手アイロンでしっかりと整える方がシャープに立体的に仕上がります
もちろん、繊維の持つ風合いを損なわないように仕上げます。
(水洗いの場合は多少なりともリスクが生じますので予めご了承ください。)

手アイロンによるプレスは型崩れもしにくくなりますので、ぜひ一度ご利用ください。
(手間が掛かる分、料金もお高くなってしまいますが・・・。)

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ワインのしみ抜き

2007-03-19

Tag :

「しみ抜き前後」の画像を撮ってみました。

うだうだと長話ばかり書いているので、ちょっと変化をつけて。
クリーニングのブログらしいモノをと思いまして。

いつもは写真を撮るのを忘れてしまうのですが、今回はしっかりと撮っておきました。

風合いの良いツィードのパンツに付いたワインのシミです。

しみ抜き前(ワイン)
↑   ↑   ↑
しみ抜き前の画像です。

しみ抜き後(ワイン)
↑   ↑   ↑
しみ抜き後の画像です。

ちょっと分りづらいですね。
シミを写真で撮るのってなかなか難しいものです・・・。

今気付いたのですが、この写真じゃ右足か左足か前か後ろかって分かりません。
しみ抜き前が右足で、しみ抜き後が左足とも受け止められますね・・・。
(決してそんな事はないですよ。)

全体像を入れておかないと・・・今後の課題です。

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嫌~な後片付け(食器洗い)

2007-03-19

Tag :

【フライパンの洗い方】

① 使い終わったフライパンをもう一度熱します。
② ある程度熱して、残った油分が動くようになれば火を止めます。
(油が多い場合はティッシュやキッチンタオルなどで油分を取り除いておきます・・・熱いので気を付けて。)
③ すぐに少量の水(水道の蛇口から少量の水を流しながらでも構いません。)を入れスポンジで洗い流します・・・これも熱いので気を付けて。
  (洗剤は要りません。)
④ 終了。


【カレー鍋の洗い方】

① 使い終わった鍋に水を張り沸かします。
② ある程度湧いたら火を止め木べラやスプーンなどで側面や底にこびり付いたカレーをこそぎ落としていきます。
③ 十分に落としたら、そのまま一度お湯を捨てます。
④ 鍋が熱を持っている間に、残った汚れを洗剤を含んだスポンジ等で洗い流します。
⑤ すすいで終了。


【食器の洗い方】

① 食べ終わったらすぐに水で洗い流せるだけ流します。
  (すぐには無理なら固まった汚れをお湯で出来るだけ洗い流します。)
② 洗剤を含んだスポンジで洗い流します。
③ すすいで終了。

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毛繊維の事

2007-03-18

Tag :

繊維って様々な特性を持っています。

中でも天然繊維(綿や麻、毛や絹)は自然のままの繊維を使用していますのでクセがあったりして表情豊かです。

例えば冬の素材として重宝する「毛」。

毛には「羊毛」と「獣毛(カシミヤ、アンゴラなど)」の種類があります。
(「羊毛」と「獣毛」は若干特徴や性質が違ったりします。)

毛繊維の特徴と言えば、やはり保温性に富んだ風合いではないでしょうか。
保温性があり、尚且つ通気性が良い。
これは毛繊維の構造に特徴があるからなんです。

毛繊維は真っ直ぐな繊維ではなく、クネクネと歪んでいます。
これは2種類の性質の違うたん白質が寄り添っている為に、たがいに反発し合っている為なんですけど。
この「クネクネ」があるので繊維を集めて束にして撚った(糸にした)時にまとまらない為繊維同士の間に空気を溜める隙間が出来ます。
それが保温性を高める事につながっているんです。
(保温効果があるのは空気が1番だそうです。)

この「クネクネ」なんですが。
弱点があって「水分」と「熱」そして「冷却」によってコントロール出来るんです
水分と熱を与える事によって毛繊維は膨潤(膨らみ伸びる)します。
その際、形を整えて(伸ばしたり縮めたりして)そのまま冷ますとその形のままセット(固定)されるんです。
この性質を利用して違和感の無い、立体的なシルエットが整形出来るんです。

そして、毛繊維のもう1つの特徴が「フェルト化収縮」。
毛繊維の表面には「スケール」と言ってウロコの様なモノがあります。
木の年輪のように成長の過程で作られるんでしょうけど。
(ちなみにアンゴラにはスケールが無いそうです。)
このスケールは意思を持っていまして、水分を含むとスケールが開いてしまうんです。
(内部に水分を吸収させようとします。)
その際に揉み作用が加わるとスケール同士が絡み合ってほぐれなくなり、
そのまま乾けば「収縮(縮む)」したとなっちゃいます。
洗濯機でガンガンに回すと縮んでしまうのはこの理由です
フェルト化収縮を起こしてしまうと、もう元の状態には戻りません。

こんな感じで実に個性的な特徴を持った繊維です。
(獣毛繊維はまた違った顔を見せてくれます。)

「生きた繊維」と言われるだけあって、なかなか面白い繊維です。

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ポケットも重要です

2007-03-17

Tag :

スーツを着るとポケットが気になります。

パンツのポケットに小銭入れだとかキーだとか入れると違和感が。
ポケットが膨らんでいると、何だかだらしなく見えるのではないかなって思ってしまって。
パンツのポケットに何でも入れるのが1番楽なんですけどね。

じゃあ、携帯とか「ICOCA」とかはどこに入れる・・・となると上着の内ポケットになります。
内ポケットなら表生地にもそんなに影響を与えないでしょうし。
(少しはあるのかも知れませんが。)

上着の腰の位置にあるポケットには何も入れたくないです。
ポケット口が「ダラ~」となってしまいますもんね。
型崩れの原因にもなります。


ところでポケットと言えばクリーニング工程でポケットの中を確認する事、つまりポケット掃除は重要なもののひとつです。

お客様がポケットに大切な物を入れたまま忘れているかも知れませんしね。
信用を無くす事にもつながりますので、本当に重要です。

それと、ボールペンや万年筆などが入っていないかチェックする事も大事です。
(インクの付着も同様に・・・。)
ボールペンが入ったまま洗って、機械の中でインクが爆発!・・・大変です。
その衣類はもちろん、一緒に洗った衣類にまで被害が出ます。

くれぐれもポケットにボールペンなどを入れたままクリーニングに出さないようにして下さいね。
それから、インクが付着している場合も受付時に言ってもらえると有難いです。
(ちなみにインクのしみ抜きは有料となります。)

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衣類が縮むって事

2007-03-16

Tag :

衣類が縮むってどういう仕組みなのかな?って思います。

「洗濯して縮んじゃった・・・」って事がやっぱり多いですよね。
後は乾燥機で縮んだとか。
となると、家庭での縮む原因って「水」と「熱」の影響が大きいという事でしょうか。

なので、今回は水の影響を考えてみました。

一般的に「繊維が縮む」という現象は「繊維の長さが縮んで太さが増す」事だと思います。
繊維が水分を含むことによって分子構造が乱れて太さ方向に膨潤してしまう。
(水分を吸収する繊維に限ります。)
そして、その状態のまま水分が無くなる(乾く)と「縮んだ」という事になります。

でも繊維だけを見ると、この現象だともう一度水分を与えて伸ばしてあげれば繊維自体の長さは戻ると思います。
ただ、これが織(編)組織として生地の状態となると縮みが生じてくるんです。

組織の構造を崩さずにそのまま縮んで(膨らんで)くれれば上記のように元に戻ると思うのですが・・・。

繊維の特性(撚り(ねじれ)がなかったり、吸水性が激しかったり)があったり、織(編)組織が移動しやすい構造だったりすると水分の影響を受けて組織の構造が乱れ元に戻らなくなってしまいます。
(毛繊維特有の「フェルト化収縮」のように水分と揉み作用によって糸がからまりあう収縮もありますが。)

また、歪みを強制的に修正した(引張を加えて整えた)生地を使用した場合、水分の影響を受けると元の状態に戻りますので当然組織が崩れ縮みます。
(アンダーウエアなどで斜めにねじれてしまう状態。)

そして、それらは洗濯の際の「揉み・叩き作用」によって収縮は激しくなります。

組織の構造さえ崩れていなければ、キチンとアイロンで伸ばして(水分や温度、引張などを与えて)あげれば戻るモノもたくさんあると思います。
でも、構造が崩れてしまうと・・・元に戻せません。

やはり、素材に合った適切な方法で洗濯する事が1番大事だと思います。
それが僕達クリーニング店の洗いと、ご家庭での洗いの違いだとも考えています。

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風合い復活!

2007-03-14

Tag :

ようやく衣替えの季節やなぁって思っていたら・・・この寒さ。
今年1番の冷え込みのような気がします。

この状況では、コートやスーツなどももう一踏ん張りってトコでしょうか。
頑張ってもらわないといけないようです。

衣替えのシーズン、あるいは定期的にクリーニングされていると思いますが、
毎日のお手入れには洋服ブラシでのブラッシングが効果的です。
表面に付着したほこりなどを払うのと同時に、くたびれた繊維を起こして上げて風合いを戻す効果もあります。

ブラッシングの方法は、まず下から上に小刻みにブラシでかき上げます。
大きくかけるのではなくて「シュッシュッ」といった感じに。
繊維の奥に入り込んだものをかき出すイメージです。
その後、全体的にゆったりと上から下にブラッシングして繊維を整えていきます。
この場合は大きくゆったりと「サァーサァー」という風に。
部位毎(袖、右前見頃・・・と言った感じ)全体にされると良いかなと思います。

ただ、アンゴラ製品の場合は下から上にかき上げないで下さい。
アンゴラ繊維は抜けやすい性質を持っていますので。
上から下に優しくブラッシングをしてあげて下さい。

カシミヤ製品は非常に繊維が細く繊細です。
ですので、出来ればカシミヤ専用の毛足が細く柔らかいブラシで優しくブラッシングしてあげれば風合いも蘇ります。
(荒っぽくすると毛羽が乱れて光沢が失われたりするので注意してください。)

繊細で風合いの良い衣類ほど、日頃のお手入れ(ブラッシング)は効果的です。


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個人店のメリット

2007-03-12

Tag :

当店は個人店です。

お客様からお預かりした衣類は僕が責任を持ってクリーニング処理をしてお返しします
(集配は主に父親が現役でしていますが。)

ですので「紛失」や「誤配」といった単純なミスにも強いです。

これが個人店のメリットの1つだと思っています。
大切な衣類をお預かりする仕事ですから・・・。

大きな店舗ですと「受付」→「集配」→「工場」と言った具合に何人かの手を介して衣類が処理されていきます。
その際に「伝達ミス」や「誤配・紛失」が起こっても不思議ではありません。
複数の人間を介しての処理となると、スムーズにいかない事もありますからね。

その点、僕達個人店はご要望も「直接お聞き出来ます」し「伝達ミス」も当然なく、スムーズに作業が出来ます。
そして、実際に僕個人が衣類を受け取りますので「紛失」や「誤配」と言った単純なミスも限りなくありません。

これからもお客様の不安な点(デメリット)を解消出来るように頑張ります。

もし、お気付きの点がございましたらお気軽にお申し付けください。

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着ないと分からない

2007-03-10

携帯からでも記事かかけるようなので、ちょっと挑戦してみます!
上手くいくのかどうか…心配ですが。

しかし、ホントここ数日寒いです。
このままてっきり暖かくなるものだとばかり思ってたのに…。
そうは問屋が下ろさないってトコですね。
横着者の僕は一足先に重物衣類をしまい込んでしまいました…また出すのが嫌で薄着です。

こんな気候じゃ衣替えも踏ん切りが付きませんよね。
昨日もお得意様が中わた入りのブルゾンを出されたので「良いんですか?」と聞いてしまいました。

今日はちょっと用事で出掛けるのでスーツを着ています。
あまり着る機会がないので、何かの時は着るようにしています。
自分の仕上げがどんなものかは着ないと分からないですからね。

一応スーツは良い感じの仕上がりです…中身はもう一つですが…

なんか雨振りそうで寒くなりそうです。
もちろんコートはありません…大丈夫かな?

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基本サービス

2007-03-08

Tag :

当店では「無料しみ抜き」「無料ウエット(プロの水洗い)」を基本サービスとしています。
除外になるケース(有料)があります、詳しくはお尋ねください。)

お預かりした衣類をシミが残ったままお返しするのではなく、
シミ・汚れのない状態でお返ししたいと思っています。
ですから無料サービスとさせていただきました。

シミの箇所や気になる部分、その他何でも構いませんのでお伝えください。
僕自身が全ての作業を行っています。
ですから伝達ミスなどという事は一切ありません。
ご要望を言っていただけると助かますし、有難いです。

細心の注意を払って作業をさせていただきますので、
安心してご利用していただければと思います。

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油と油

2007-03-08

ここ数日、何を思ったのかメッチャ寒いですね。
はっきり言って予想だにしていなかったので大変です。
っていうか、冬物はすでにしまい込んでいますから・・・。
油断しているとダメですね。

こんなに寒いとラーメンやうどんが恋しくなります。
寒い夜の夜食にはカップ麺。
ついつい食べてしまったり・・・。
おかげ様でメタボリック症候群とかいうヤツに大分と近づきました。

食べ終わった容器を見ると・・・すんごい油!です。
「すごいなぁ」と思いつつ、容器を洗うのですが・・・なかなか落ちない。
お湯を使ってすすいでも、まだ残ってる。
かなりガンコな油汚れです。

カップ麺の容器って「PS(ポリスチレン)」が使われているようですが、
原料は石油・・・という事は、同じ油から出来ているって事です。
同じ性質のもの同士はくっつきやすいです。
陶器やガラスよりプラスチックの方が油汚れが落ちにくいですもんね。
テレビのCMでも油汚れの分解力を見せるのに使われるのはプラスチック容器。
(お湯ですすいであげれば簡単に落ちるんですけどね。)

衣類にも石油から作られているものがたくさんあります。
ポリエステルやナイロンなどの合成繊維。
お手入れしやすい反面、油汚れには弱いです。
早めにお洗濯してくださいね。

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ドレスシャツの仕上げ

2007-03-05

Tag :

ここ最近、上質な素材・縫製のドレスシャツを見たり触れたりする機会が多く、
アイロンプレスに関してもイメージが少し変わってきました。

以前までは「シルエット重視」で、「いかに立体的に仕上げるか」を目指していた所が正直あります。

しかし、デリケートな素材を目の当たりにしますと意識も変わります。

素材(綿繊維)の持つ風合いを損なわないよう、尚且つシワを伸ばし立体的に仕上げるようになりました。

綿繊維は天然の撚り(縮れ)を持っています。
デリケートな素材はその縮れを最大限に生かして風合いを醸し出しているのではないかと推測します。
縮れた繊維を甘く撚ればふんわりとした糸になると思いますので。

その風合い(繊維の縮れ)をイメージしながら、押さえつけてつぶさない様にじっくりと時間をアイロンプレスをしています。

毛繊維同様、綿繊維も表情を持っています。
力任せにアイロンで押さえて無理やりにシワを伸ばすのではなく、
時間をかけてゆっくりと繊維を回復させる事が、
デリケート素材の仕上げの際には重要になると思います。
(時間は掛かりますが、やはり風合いは違って来ますよ。)

毛織物も同様ですが、綿繊維そのものをイメージ(想像)しながらアイロンプレスするよう心掛けています。

素材の持つ風合いを損なわないように仕上げる為には、適切なアイロンワークだけではなく、素材に負担をかけない洗浄方法を選択する事も大切な要因となります。
(適切な洗剤・温度・時間など・・・。)

でも、1番大事なのは「上質な素材を知る事」でしょうか・・・。
いつも同じ事を言っていますけど・・・。
(まだ購入していないという・・・。)
いい加減手に入れて、袖を通さないと本当の良さも分らないですよね。

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処理工程カード

2007-03-03

Tag :

当店では仕上がった衣類の包装カバーの上から、処理工程を記したメッセージカードを添付しています。

メッセージカードって言っても、パソコンで作成してコピー用紙にプリントしただけなんですけどね。

メッセージ
↑   ↑   ↑
こんな感じです。

市販されているカード類もあるのですが、イマイチで。
見栄えは良いのですが・・・大雑把過ぎる所があるので。
「それなら自分で作ってしまえ!」って事で作りました。

作っていくうちに「あれも入れたい」「これも・・・」となって、
しまいにはA4サイズになってしまって・・・。
いくらなんでも大き過ぎるしジャマやし、
これじゃイカン!という事で大分とカットしてA6サイズになりました。

クリーニングに出した服がどう処理されているのか、
それが分かれば安心して利用していただけるかなって思ったものですから。

コピー用紙の手作りカードなので、高級感は無いですけど・・・。

でも、その分ピンポイントのメッセージをお伝えする事が出来ます。

ご理解いただければ幸いです。

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自問自答

2007-03-02

いつも思う事があります。

「自分の仕事はこれで良いのか?」という事。

決して自分の仕事に満足していない訳ではありません。
僕自身、自分の仕上がりが好きですし、スゴク気に入っています。

でも、いつも自問自答してしまいます。
「これが最善であり最高のメンテナンスなのか?」という事を。

今までおろそかにして来た分、取り戻そうと知識・技術向上に努力しています。
ようやく業界の先輩方が言われる言葉や話の意味も理解出来るようになって来ました。
実際、洗いも仕上げもしみ抜きもレベルが上がってきていると思っていますし・・・。

でも、「これで良いのか?」って思います。

小心者っていうのもありますが、お客様の要望に本当に応えているのかという気持ちがあって。

風合いや仕上げ方など、主観的な部分もスゴク多い仕事です。
もし、気付いた点や気に入らない所があればぜひお伝えください。
対応出来る処理、あるいは「なぜ出来ないのか」をご説明をさせていただきます。

僕自身も安心してご利用していただける様、より一層知識・技術を磨くように頑張っていきます。

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虫食いの被害から守れ!パート2

2007-03-01

Tag :

この冬は暖冬のせいか衣類に天敵の害虫も活発に活動しているようです。

例年なら寒さで動きの鈍い虫達も、この暖かさで盛んに動き回っているらしいですよ。

いつもなら冬の間は洗濯しなくても大丈夫だった衣類が、今年は虫食いの被害にあっているかも・・・。

暖かいので、ついつい忘れてしまっている洋服はありませんか?
1度着てしまいこんでいる衣類は要注意です。

早めにクリーニングしましょう!
(当店なら防虫加工を無料でさせていただいていますので、お得ですよ。
※現在は防虫加工の無料サービスは行っておりません。

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生産性と安全性

2007-03-01

Tag :

先日、機械メーカーの営業の方が来られました。

新しく導入した回収乾燥機の調子を聞ですけど。
やっぱり定期的に見に来ていただけると有難いです。
ちょっと気付いた事などを気軽に話す事が出来ますし。
今回聞いて分らなかった事は次回に詳しく説明していただけるでしょう。

で、その方が始動している乾燥機のドラムを覗きながら
「ネットはやはり使わないといけませんか?」と言われました。
ネットを使うと乾燥機の機能が本来の性能を出せないそうです。
また、温度設定も「もう少し高めに出来ませんか?」と。

おっしゃる事は良く分るのですが、僕は安全の為にネットを使ってしまいます。
乾燥機の直接の熱(鉄板の熱)から衣類を守るという事もあるのですが、
衣類同士が揉み合う際に生地やボタンが傷つかないよう防ぐ意味でも使っています。

温度も出来るだけ上げないように設定してしまいます。
「100%問題無い」と自信があるのならメーカー指定温度にしますけど・・・。
「万が一」がある以上、ついつい衣類を過保護に扱ってしまいます。

気を使って丁寧に扱っていても衣類の事故(収縮や変色など)は起こる可能性があります。
「100%安全」なんてありえませんからね。
だとすれば、「どうすればトラブルを最小限に防げるか」を考えなければいけないと思うんです。

「安全に洗える方法を選択する」のと同時に「トラブルを最小限にする方法」も考えて処理する必要があります。
僕は乏しい技術・知識の中でいつも考えながら洗い・仕上げています。

大手のクリーニングチェーン会社は「生産効率優先」だそうです。
「トラブルありき、生産性重視」という考えなのかも知れません。
(一概には言えないと思いますが。)

僕達個人店は「安全に商品をお返しする事が大前提」です。
トラブルを防ぐ為には生産性より安全性を重視します。
時間に追われて作業するのではなく、慎重にていねいに処理します。

大手店と僕達個人店の違いって「衣類に対する考え方の違い」とも言えるのではないでしょうか。

やはり衣類のメンテナンスは1人の人間が受付から洗い・仕上げまで一貫して行うべきと僕は思います。

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よーこそ

ようこそお越し下さいました。
今回の記事だけではなく、他の記事も見てもらえると嬉しいです。
一生懸命書いていますので・・・。


オススメ記事

【 はじめまして 】

【 ドライクリーニングって 】

【 水洗いのリスクについて 】

他にも、まだまだお伝えしたい事があります。
ぜひ色々とご覧になって下さい!

クリーニングショップ タナカヤ

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Author:tanaka
大阪のクリーニング師です。
自分自身の勉強にもなればと記事を書いていきますので、よろしくお願いします。

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