デリケート衣類の水洗い
2007-11-21
- Category : お仕事
Tag :
デリケートな衣類を水洗いする時は神経を使います。
水の影響を受けて収縮しやすい毛繊維はもちろん、染料が脱落しやすく白化(生地が毛羽立ち白っぽく見えてしまう事)しやすい絹や麻・テンセルといった素材はより慎重に丁寧に手洗いさせて頂いています。
(取扱い絵表示で洗濯機使用可能
の表示があっても、当店では手洗いで処理しています。)
手洗いとなると洗いの時もそうですが、すすぎ・脱水の時も注意が必要となってきます。
というのも、機械洗浄の場合であればある程度の機械力(揉み・タタキ作用)をかけて強制的に衣類に付着している洗剤分を取り除く事が出来ます。
また、脱水も時間を掛けて水分と共に洗剤分を取り除く事が出来ます。
でもデリケート衣類となると同じ様にしてしまえば繊維や染色に影響が出る可能性が大きいですから。
なので、すすぎ時の水量と脱水時間との兼ね合いが大切になってきます。
デリケート衣類の場合、脱水時間を長く出来ない(シワ・型崩れの要因となります)ので最小限に留めます。
その為洗剤分がしっかりと取り除かれないので、すすぎの時にはたっぷりの水量ですすぐ必要があります。
(出来る限り洗剤濃度を薄めていく為。)
すすぎ時は、水を張った浴槽に衣類を投入してからある程度時間を置いて馴染ませた後、優しく押し洗いをして素早く脱水。
(当店は2層式(洗浄層と脱水層が別々の洗濯機)を使用していますので。)
これを2~3回行った後、最終脱水(回転がピークに達してから数秒で止める。)
後はアイロン仕上げの手間を出来るだけ省く為に、形を整えて干します。
で、自然乾燥後にプレスをします。
デリケート衣類の水洗いは結構手間を掛けているんですよ。
当店のもう一つのブログです。

水の影響を受けて収縮しやすい毛繊維はもちろん、染料が脱落しやすく白化(生地が毛羽立ち白っぽく見えてしまう事)しやすい絹や麻・テンセルといった素材はより慎重に丁寧に手洗いさせて頂いています。
(取扱い絵表示で洗濯機使用可能

手洗いとなると洗いの時もそうですが、すすぎ・脱水の時も注意が必要となってきます。

というのも、機械洗浄の場合であればある程度の機械力(揉み・タタキ作用)をかけて強制的に衣類に付着している洗剤分を取り除く事が出来ます。
また、脱水も時間を掛けて水分と共に洗剤分を取り除く事が出来ます。
でもデリケート衣類となると同じ様にしてしまえば繊維や染色に影響が出る可能性が大きいですから。
なので、すすぎ時の水量と脱水時間との兼ね合いが大切になってきます。

デリケート衣類の場合、脱水時間を長く出来ない(シワ・型崩れの要因となります)ので最小限に留めます。

その為洗剤分がしっかりと取り除かれないので、すすぎの時にはたっぷりの水量ですすぐ必要があります。
(出来る限り洗剤濃度を薄めていく為。)
すすぎ時は、水を張った浴槽に衣類を投入してからある程度時間を置いて馴染ませた後、優しく押し洗いをして素早く脱水。
(当店は2層式(洗浄層と脱水層が別々の洗濯機)を使用していますので。)
これを2~3回行った後、最終脱水(回転がピークに達してから数秒で止める。)
後はアイロン仕上げの手間を出来るだけ省く為に、形を整えて干します。
で、自然乾燥後にプレスをします。
デリケート衣類の水洗いは結構手間を掛けているんですよ。

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