自己防衛?

2008/07/15 Tue
スムースコットン半袖カットソーのクリーニングを依頼されました。

ケアラベルを拝見すると・・・
2008_0714_190535AA.jpg
ブランド側が独自に付けたのであろうケアラベルには「ドライ×、水洗い○」
輸入代理店が付けたケアラベルには「ドライ×、水洗い×」
・・・また何ででしょ。

濃紺で前面にプリントや付属品が施された製品です。
ドライ不可の理由は「ドライ溶剤によるプリントの溶解」や「顔料を使用した染色」などでしょうか。
(今回の場合はプリントが原因のようですけど)

じゃあ、水洗い不可の理由は・・・。
優しい手洗いであればリスクを最小限に留めて洗い上げられるように思います。
(テストをしてからですけど)
ただ、濃紺という事でかなり染色堅牢度は低いのでは・・・。
その堅牢度が輸入代理店の基準に満たなかった為に「オール×」を付けたのではないかと。

その点をお客様に説明してご了解を頂きお預かりしました。

で・・・ケアラベルをよくよく見ると・・・。
2008_0714_190715AA.jpg
裏側に、こと細かく洗いから仕上げ方法について、はたまた洗う事によるデメリットについても書かれています。
(隅々まで読まないといけません・・・反省

結局、水洗い(手洗い)が可能だという事です。

でも・・・どうしてこんなケアラベルを付けたのでしょうか。
本来であれば普通に絵表示で表記すれば良いようなものを・・・。

もしかするとクリーニング業者を信用されていないのかな・・・なんて事を想像したり。

というのも、ブランド独自が付けたであろう絵表示は洗濯機使用可・40℃までの水温となっています。
例えば仮に代理店が手洗い106表示を付けたとしても、クリーニング業者の中には「手洗い=水洗い=洗濯機使用可」と思われている所もありますし。

「デリケートな商品だからていねいに扱って・・・」という願いを込めた輸入代理店の自己防衛策のような気がして。

消費者側にはもちろん、アパレル側にも信頼される業界にならないと・・・。



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