衿元のシワ

2009-06-29

もうすでにバーゲンが始まっているので、ブラブラと買い物がてら偵察に。

今日伺ったお店の店員さんとお話ししていると・・・着られているドレスシャツの衿元が何だかおかしい。
衿の端にシワが入っているようで・・・。

”そんなデザインなのかな?”と思いつつ、思い切って聞いてみると・・・鏡を見て「あっ!シワが入っていますね」と。

実は、ショップ店員さんでこういう事を見かける事が結構ありまして。
"言おうか言わまいか”って感じで、今まで躊躇していましたが今回は聞いてしまいました。

”衿元のシワはあまり気にされないんですか?”とお伺いすると、「いえ、気にします」と。
「気づきませんでした」とも。

もしかすると、着用される際はピタッとプレスされていてシワと生地が一体化されていた為に目立たなかったのかも知れません。
着用中の動作によって生地が動いた為に、そのシワが生地から離れてしまったのではないでしょうか。

店員さんは「クリーニングに出したので、こういう事は仕方ないですよね」と言われます。

いえいえ、適した洗いと仕上げを行えば起こらないですよ。
今回の場合は、おそらく機械プレスによって起こったのではないかと推測します。
(高温洗濯により、芯地が収縮したというのもありますが・・・)

このような事例を避ける為には「衿・カフスの機械プレスもやめて下さい」とクリーニング店に伝えて下さい。
「手仕上げ」でも、衿とカフスはプレス機を使用されているお店もありますので。
それでも起こるようでしたら・・・残念ですけどそのお店では無理という事であきらめて他のクリーニング店を探して下さい。

別にそんな手間のかかるような事でもないです。
当店であれば綿Yシャツは完全手仕上げ(衿・カフスも手仕上げ)で350円です。
(高級ブランド品やデザイン・素材、また仕上げの品質によって料金は違ってきますけど)
どこまでの品質を求められているのかをお伝えして頂ければ、考慮させて頂きます。

大切なお気に入りのお洋服であれば、大切に処理されるクリーニング店へ。

当店は、大切に丁寧にお客様のお洋服を洗い仕上げさせて頂いていますので安心して下さい。
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ワキの黄ばみ

2009-06-25

Tag :

綿・麻のジャケットをお預かりしました。

ネットで調べて頂いてのご来店です。
どうも有難うございます。

お聞きすると、「ワキ部分がシミになっている」という事で。DCF_0579.jpg
くっきりと輪を書いて汗ジミが黄ばんでいます。

ドライクリーニングだけでの処理だったり。
(ドライクリーニングでは汗ジミは完全に取り除く事は出来ないんです)
はたまた、水洗いのみでの処理が不完全だったのかも・・・油脂分が残って黄ばんだのかも知れません。

いずれにせよ、キチンとした処理で油脂分も水溶性汚れも取り除いておけば次のシーズンも安心して着用出来ます。
なので、当店では効果的に安全に処理する為に「Wクリーニング(ドライと水洗いの2度洗い)」を必要なアイテムには全て行っています。
(ただ、水洗い出来ないアイテムもありますのでその点はご了承下さい)

「着用後、クリーニングしないで収納」なんてもってのほかですよ。
デリケートな衣類の場合は、必ず”クリーニング店”に依頼してお手入れをして下さい。
(そのクリーニング店選びが難しいのかも知れませんが・・・)

で、ワキ部分の黄ばみも含め全体的な黄ばみも処理しました。
DCF_0588.jpg
お色が淡いブルーなので染色的に弱いように思われるかも知れませんが・・・大丈夫ですよ。
キッチリと手間をかけて、リスクの少ない方法で時間を取りながら処理していきますので。
とはいえ、慎重を要するんですけどね。

DCF_0589_20090625001930.jpg
ワキの輪を描いた汗ジミも、衿や袖の黄ばみもスッキリ!と取れました。

春夏物のアイテムであれば、水処理が必須です。
良いお手入れをしてあげて下さいね。

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溶剤管理

2009-06-21

Tag :

ドライ機のソープ濃度が下がらなくなって来たので、カーボン(活性炭)交換。
※カーボンはドライ溶剤に溶けだした色素や脂肪酸など汚れの原因物質を吸着し、フィルターと共に溶剤を浄化してくれます。

DCF_0590.jpg

もうそろそろベースタンク(溶剤貯蔵タンク)の清掃もしなくては・・・。
(フィルターやカーボンで取りきれなかった汚れが段々と蓄積されていきますので、定期的に処理します)

いつもキレイな溶剤で洗ってあげたいですからね。



で、今日は楽天戦・・・雨男じゃなかった。

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ダウンアイテムのお手入れをお忘れなく!(モンクレールダウンジャケットクリーニング)

2009-06-20

Tag :

宅配サービスをご利用して頂いたお客様より、モンクレールダウンジャケットのクリーニングをご依頼されました。

「2年ほど前に衿部分にシミを付けてしまい、一度クリーニングしたけど落ちなかった」という事です。
それ以来クリーニングされていないという事で、衿や袖口なども皮脂で黒ずんで来ています。

ダウンジャケットはクリーニング出来ます。
1シーズン着用後は、必ずクリーニングをして汚れを取り除き風合いを回復してあげて下さい。
(出来れば、シーズン中の間にも一度クリーニングされる方が衣類への負担も軽減出来るのでよりベストです)

モンクレール クリーニング_01
モンクレール クリーニング_06
2年ほど前に付いたと言われるシミ。

いつものように、まずドライクリーニングから。
モンクレール クリーニング_03
皮脂汚れはほとんど除去出来ましたが、衿裏のシミは落ちていませんでした。

その後、水処理(ウエットクリーニング)と部分しみ抜きへ移ります。
モンクレール クリーニング_05
モンクレール クリーニング_04
再洗いもありましたが、衿裏のシミも衿・袖口の皮脂汚れもスッキリ取れました。

モンクレール クリーニング_06
(ふっくらとした風合いを取り戻したジャケット)

ダウンジャケットを含め、衣類に関するお悩みなどがあればお気軽にご相談下さいね。


ところで、ダウンアイテム等の冬物衣料品のお手入れはもう済みましたか?
「あまり汚れていないから・・・」と放っておくと・・・皮脂汚れのせいで黒ずんできたりしますよ。
冬の間、長く着こまれていたダウンジャケットであれば必ずクリーニングしてから収納するようにして下さい。
※家庭洗濯ではキチンと汚れを落としたり風合いを復活させる事は難しいですよ。


モンクレール クリーニング_07DCF_0676.jpg
色々なモンクレール(水洗い後)。

モンクレール クリーニング_08DCF_0708.jpg
色々なモンクレール(水洗い後自然乾燥させた後、乾燥させふっくらと回復させた状態)。

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ポリウレタンコーティング

2009-06-17

Tag :

今日の大阪は蒸し暑かったです。
おかげ様で、仕事の方は全然はかどり出ません。
先月までの疲労が溜まっているのか、だらだらヘトヘトです。
頑張って乗り越えていかないと。

さて。

先日、電話でお問い合わせがありました。
「クリーニング出来るかどうかみてもらいたいんですけど・・・」と。
お仕事で近くまで来られているようなので、来店して頂きました。

持ち込まれたものはポリウレタンコーティングを施されたブルゾン。
ポリウレタンといえば経時劣化(時間が経つに連れ生地の剥離が表面化する事)が短いサイクルで起こってしまうというデメリットを抱えている素材です。
※ポリウレタンを使用されたアイテムの場合、製造されてから2~3年で劣化し始めます。

部分的に使用されていたり、パイピング使いをされている場合はより一層顕著に現れます。
おそらく元生地の吸湿性の影響を受け、より揉み摩擦作用が増幅され劣化が進んでしまうんだろうと。
ですので、あらかじめご了承しておいて下さい。

今回の場合もデメリットの部分をご説明させて頂いてお預かりしました。
(出来る限り安全な方法で処理させて頂きますが、必ずしもクリーニングの工程中で生地の剥離が起こらないとは言えません)

安全かつ慎重に処理をし、無事お渡しする事が出来ました。

後は、ポリウレタンコーティングアイテムの寿命を出来る限り伸ばす為には着用されるご本人様の意識が必要となってきます。
保管には十分気を付けて下さいね。
というのも、保管中にも劣化は進んで行きますので。
風通しの良い場所で保管するようにしてください。
・・・といっても無理ですよね・・・クローゼットの中はギューギュー詰めになっていたりするでしょうし。

であれば、保管時は不織布の衣類カバー(出来れば全面不織布)をかけてください。
(クリーニング店がかけているポリエチレンのカバーは必ず外して下さい)
不織布であれば通気性も良いですし、カバーしてある事で他の衣類との接触も防げます。
後はブルゾンなどであれば袖と身頃の間に不織布を挟んであげるとか。
定期的にクローゼットから出してあげて風を通してあげるとか。

長く着続ける為には着用者の適切なお手入れが必要となってきます。
衣類をご購入の際にアフターケアの段階までを考えられてみても良いのではないでしょうか。

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宅配便でのご利用の際のお届け

2009-06-15

昨夜は「しみぬき屋」メンバーを含めた同業の方達とのお食事会。

ワイワイと楽しいひと時を過ごさせて頂き、どうも有難うございました。


その翌日の今朝はというと、「宅配便」で当店にクリーニング依頼をして頂いたお客様のご自宅まで配達に。
たくさんご依頼していただいたので、サービスです。

可能な範囲であれば、お届け時に限りですけど配達させて頂いています。
”また宅配で”となるとタタミジワが気になりますしね。
それに直接お客様にお渡し出来ると僕の方も安心ですし。

で、帰り道はまたドライブがてらのんびりと楽しんで・・・。


午後からは長居スタジアムへ。
DCF_0578.jpg
2人退場者を出しながらも、後半に追いつき盛り上がったんですけど・・・終了間際にゴールを許して今年観戦初黒星。
もったいなかったですけど・・・仕方無いですね。


しかし、疲れました。

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ウーロン茶のシミ

2009-06-13

Tag :

少し前ですが、お客様がご来店されました。

「ウーロン茶をこぼしてしまって、すぐにお家で洗ったけど取れなくて・・・」という事で。
ネットで調べてこられたという訳です。

拝見すると・・・「シャネル」のコットンセーターです。
シャネル セーター しみ抜き ウーロン茶 01

ウーロン茶などの植物由来のシミは、処理方法を誤ると取れないシミに変化します。
なので、”大切なお気に入りの衣類”や”シミを残したくない”という方は絶対にご自分で処理されずにプロにお任せ下さい。

ご自分で誤った処理をしたが為に、落ちにくくなってしまった・・・という事にもつながりますよ。

で、今回の場合はキレイに落とす事が出来ました。
シャネル セーター しみ抜き ウーロン茶 02

簡単に落ちるシミも、処理方法を誤ると落ちにくいシミへと変化します。
そのシミを落とそうとすると・・・生地にも染色にも負担のかかるダメージの大きい処理が必要となりますしね。
そう考えると何もせずにクリーニング店に依頼する方が安全ですし経済的でもあります。

でも、まず第一に信頼できるクリーニング店を見つけないといけないんですけどね。

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ぶらぶら

2009-06-07

Tag :

今日は「しみぬき屋」出店日。

お天気は気まぐれで、午後からの強風にテントが飛ばされないかと心配しながらの一日でしたが。
何とか無事終了。
強い日差しに腕や顔はヒリヒリ焼けましたけど・・・。

帰り道、天王寺でちょっとブラブラ。
DCF_0583.jpg
阿倍野再開発と、ちんちん電車とうろこ雲。

昔の風情の方が良かったなぁって思ったりもしますが・・・仕方ないですね。

さて、また明日から仕事頑張りましょー!

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ウールスーツにドライクリーニング

2009-06-05

Tag :

メンズウールスーツの水洗いが流行っていますが、本当に必要なのかどうなのか。

秋冬にローテーションを守られて着用されたスーツであれば、そんなに汗の影響もないのではないでしょうか。
とすれば、別に水洗いの必要もないのではないかと思います。

昨日の記事にも書きましたが、ちょっとした食べこぼしのシミなどであれば『ドライクリーニング』で落とす事が出来ますし。

皮脂汚れもキレイになりますよ。
ただし、品質の良い『ドライクリーニング』での洗浄に限りますけど。

品質の良い『ドライクリーニング』であれば、型崩れの心配もありませんし仕上げも容易に出来ます。

水洗いに比べてもはるかに安価な料金でのクリーニングをご提供出来ます。
(水洗いの場合はアイロン仕上げに最も手間がかかりますからね)


情報が溢れている現在、その情報に左右される事も多いかも知れません。

でも、その先入観を振り払って一度品質の良い『ドライクリーニング』を試されてみませんか?
それでご納得出来なければ水洗いをしてみるとか。

初めから”ドライクリーニングはダメ”と決めつけずに、ご自身の感覚でお確かめ下さい。

ただし、汗の影響でゴワゴワしていたり、嫌な臭いがしていたりする場合は水洗い(当店ではWクリーニング(ドライと水洗いの2度洗い))をオススメします。

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収納前のクリーニング

2009-06-04

Tag :

衣替えの季節ですね。
・・・といいつつ肌寒かったりする日もまだあったりするんですけど。

「Yシャツはいつもお家で洗濯しているけど、衣替えの際にはクリーニングに」というお客様が結構いらっしゃいます。
拝見すると、衿元に結構黄ばみがあったりして。
長期間保管する前に、プロに任せて汚れをスッキリと落としておこうという事なんでしょうけど。

でも・・・家庭洗濯で落ち切らなかった汚れ(おそらく油脂分)は、いつしか酸化し着用毎に幾重にも蓄積され・・・次第に頑固な黄ばみへと変化していきます。

そうなると、クリーニング店でいくらハードな洗浄やシミ抜きを行っても完全には除去しきれない状態になっています。

出来れば1シーズンに1度ではなく、定期的にクリーニングをされる方が効率的のような気がします。


また、ウール素材のセーターなどもご家庭でお洗濯される方が多いと思いますけど。

ウール素材に付いたシミを水洗いしてしまうと、家庭洗濯で完全に除去出来れば良いのですが・・・出来なかった場合は除去が困難になるケースがありますよ。

水処理によって除去しきれなかったシミの原因物質が繊維の奥に入り込んでしまい・・・シミが取れなくなってしまいます。

ウール素材であれば、シミが付いても早めの処理であればドライクリーニングでも除去出来ます。
(汗ジミなどは無理ですが・・・)
ウールは撥水性を持っていますからね。

ですので、大切なお気に入りのお洋服にシミを付けた場合はご自分で処理をなさらずにクリーニング店にお任せ下さい。
ご自分で処理したばかりに、クリーニング店で簡単に落ちるシミ・汚れも除去困難なシミ・汚れに変化しますよ。

シミ・汚れは付着してから早く、なおかつ処理方法・順番を間違わなければ除去出来る確率は高くなります。

大切なお洋服はぜひクリーニングを。

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よーこそ

ようこそお越し下さいました。
今回の記事だけではなく、他の記事も見てもらえると嬉しいです。
一生懸命書いていますので・・・。


オススメ記事

【 はじめまして 】

【 ドライクリーニングって 】

【 水洗いのリスクについて 】

他にも、まだまだお伝えしたい事があります。
ぜひ色々とご覧になって下さい!

クリーニングショップ タナカヤ

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大阪のクリーニング師です。
自分自身の勉強にもなればと記事を書いていきますので、よろしくお願いします。

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