先日、「近所のクリーニング店に出したら縮んでいて・・・」と玄関マットを持ち込んで来られたお客様がいらっしゃいました。
お聞きすると、最初に返却された状態は今よりももっとヒドイ状態で・・・。

「これじゃ使い物にならない」と再度クリーニング店に修正を依頼した結果が今の現状だという事です。
(ちなみに、そのクリーニング店では「これが精一杯の処理で仕方がない」と言われたそうで・・・)
で、ご近所の方が「あそこのクリーニング屋の兄ちゃんなら相談(修復)に乗ってもらえるかも知れへんで」って言われて当店にいらっしゃいました。
(ご近所の方、どうも有り難うございます

)
表地が絹(裏地はおそらく綿?)の玄関マットです。
拝見すると、その表地が著しく収縮を起こして波打っています。
最初に返却された状態はもってヒドイ状態だったと想像出来ます。
なぜなら・・・無理に強く引っ張ったせいか端は引き裂かれてボロボロに。

お客様は「修復出来ませんか?」と言われていますが・・・結構厳しそうです。
僕は専門家ではありませんので、一度カーペットクリーニングの業者に聞いてみる事に。
・・・やっぱりダメでした。

「もう一度、そのクリーニング店とお話された方が良いと思いますよ、取扱い(処理)ミスだと思いますので」とお話させていただくのですが

・・・あまり気が進まないご様子。
その理由をお聞きすると・・・「近所でいつも顔を合わせるから・・・」。
返す言葉が見つかりません。

お客様にそんな思いをさせてしまわない為にも、適切に安全に処理しなくてはと思います。
素材・アイテム・染色・・・などを考えて、理にかなった処理方法を選択しなくては。
プロなら自分の仕事に責任を持たないといけませんからね。

それから万が一、ミスをおかした場合は素直に謝罪しなくては・・・。
初めの一歩を間違ってしまうと、取り返しのつかない事になります。
あらためて気付かせていただいたような気がします。
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あちさんのコメント
よければ 遊びにきてください^^