気まぐれさんのコメント
コメントありがとうございます
安治川さん、コメントどうも有り難うございます。
おっしゃる通り、販売時に直接デメリットを伝える事がベストだと僕も思います。
ただ・・・やっぱり売る側の立場に立てばなかなか言えないのではないでしょうか。
(消費者側から尋ねると応えてくれるお店も結構ありますが・・・)
販売員の方は「売ってナンボ」でしょうし。
それよりも、お店に来るまでにすでに知っておく・・・つまり、洋服を身にまとう事で起こり得る症状を常識として知っておいてもらう方がいいのではないかと。
衣類の取扱いに関して常識として知っておく事柄を伝える術が現在のこの国においてはあまりも欠落しているように感じます。
200年程の歳月をかけて築き上げてきたヨーロッパファッション文化の良い部分(デザインや発色性、風合い等)だけを僅か50年程で追いかけて取り込んできたように思うこの国の服飾業界。
裏側(デメリットや消費者責任)の部分を伝えずに今日まで来ているように思います。
安治川さんのおっしゃる通り、いちクリーニング業者が事前説明を行っても状況は変わりませんものね。
それよりも、アパレル・消費者団体・クリーニング業界が1つになってあらゆるメディアを使って情報を大々的に発信していく事が出来ればインパクトも強いのではないかと考えるんですけど・・・。
ただ、それを求める為には僕達クリーニング業界も身を切る覚悟で臨んでいかないといけないのではと思います。
保身に走っていては変わらないような気がします。
今回のケアラベルの付記表示、僕自身はすごく良心的なイメージを受けました。
「デリケートやで~気ぃつけや~」って教えてくれているように思えて・・・。
おっしゃる通り、販売時に直接デメリットを伝える事がベストだと僕も思います。
ただ・・・やっぱり売る側の立場に立てばなかなか言えないのではないでしょうか。
(消費者側から尋ねると応えてくれるお店も結構ありますが・・・)
販売員の方は「売ってナンボ」でしょうし。
それよりも、お店に来るまでにすでに知っておく・・・つまり、洋服を身にまとう事で起こり得る症状を常識として知っておいてもらう方がいいのではないかと。
衣類の取扱いに関して常識として知っておく事柄を伝える術が現在のこの国においてはあまりも欠落しているように感じます。
200年程の歳月をかけて築き上げてきたヨーロッパファッション文化の良い部分(デザインや発色性、風合い等)だけを僅か50年程で追いかけて取り込んできたように思うこの国の服飾業界。
裏側(デメリットや消費者責任)の部分を伝えずに今日まで来ているように思います。
安治川さんのおっしゃる通り、いちクリーニング業者が事前説明を行っても状況は変わりませんものね。
それよりも、アパレル・消費者団体・クリーニング業界が1つになってあらゆるメディアを使って情報を大々的に発信していく事が出来ればインパクトも強いのではないかと考えるんですけど・・・。
ただ、それを求める為には僕達クリーニング業界も身を切る覚悟で臨んでいかないといけないのではと思います。
保身に走っていては変わらないような気がします。
今回のケアラベルの付記表示、僕自身はすごく良心的なイメージを受けました。
「デリケートやで~気ぃつけや~」って教えてくれているように思えて・・・。
安治川さんのコメント
> 今回のケアラベルの付記表示、僕自身はすごく良心的なイメージを受けました。
> 「デリケートやで~気ぃつけや~」って教えてくれているように思えて・・・。
って、きまぐれさん、ホントにそう思ってます?
ここの商社は、いつもこの手法ですよね。
はっきり言って、一昔前の生命保険の契約書みたいに、誰も読まないようなところにこそっと書いて、何かあれば「ここに書いてあるでしょ!」っていうやり方に思えてならない。
ここの品管の方に言わせると、オール×表示はクリーニング屋さんに注意を喚起し、問い合わせをさせるための手法だとも言います。
我々プロはそれでいいんですが、しかし消費者がここを自発的に読むなんて、どう考えても思えましぇーん。その生命保険ですら、消費者契約法施行以降、「重要説明事項が説明されているか」「それを聞いて理解しているか?」いちいち消費者に印鑑まで押させます。
そこまでせよとは言いませんが、せめて店員が「ケアは信頼のできるクリーニング店と相談してください。この商品の発色や風合いは数回のクリーニングで変化が発生しますが、それを楽しむというのもこの商品のコンセプトです。これがヨーロッパの考え方なんです。」程度は言えると思いますよ。そうすりゃ、イタモン好きな日本人は喜んで買うと思うんですが、どうでしょう?
有名ブランドのショップが、たったこの程度のことを言うだけで、日本人(と言うより、その服を買う人)のファッションに対する考え方は、大きく変わると思うのですが・・・。
逆にその程度の説明で売れなくなる商品なら、はっきり言って売らなければいいんです。
東京の有名クリーニング店レジュイールのHPを見ると「イタリア研修報告書」と題して、現地の考え方として「洗えない服が不便なら、買わなければいいだけです」
と書かれています。染色堅牢度等という概念は、元々現地の考え方と相容れないし、それを着る消費者側もよく判っていて、現地にも消費者センターのような所は存在するけど、色に関するトラブルについてのクレームは皆無だと言います。
先のコメントにも書きましたが、ヨーロッパの商品を売るなら(しかも高額で)やっぱり、その国のファッションに対する思想も一緒に売るべきだと思うんです。
それができないのなら、売らなければいいんです。
売れりゃ誰が困ろうがかまわないのなら、それはもはや商売ではない・・・って、そう言いたいところですが、実際は「まぁまぁそんな堅いこと言わずに」で、ぼやかしておく方が世の中上手く回るんですよね。
それによって。我々クリーニング屋も食べているのですから、大きな事は言えません。ややこしい服があるから、我々零細店も生き残る道がある。
しかし、少なくともこの様なファッションが好きな方には、現地の考え方も一緒に「纏って」欲しいものです。
> 「デリケートやで~気ぃつけや~」って教えてくれているように思えて・・・。
って、きまぐれさん、ホントにそう思ってます?
ここの商社は、いつもこの手法ですよね。
はっきり言って、一昔前の生命保険の契約書みたいに、誰も読まないようなところにこそっと書いて、何かあれば「ここに書いてあるでしょ!」っていうやり方に思えてならない。
ここの品管の方に言わせると、オール×表示はクリーニング屋さんに注意を喚起し、問い合わせをさせるための手法だとも言います。
我々プロはそれでいいんですが、しかし消費者がここを自発的に読むなんて、どう考えても思えましぇーん。その生命保険ですら、消費者契約法施行以降、「重要説明事項が説明されているか」「それを聞いて理解しているか?」いちいち消費者に印鑑まで押させます。
そこまでせよとは言いませんが、せめて店員が「ケアは信頼のできるクリーニング店と相談してください。この商品の発色や風合いは数回のクリーニングで変化が発生しますが、それを楽しむというのもこの商品のコンセプトです。これがヨーロッパの考え方なんです。」程度は言えると思いますよ。そうすりゃ、イタモン好きな日本人は喜んで買うと思うんですが、どうでしょう?
有名ブランドのショップが、たったこの程度のことを言うだけで、日本人(と言うより、その服を買う人)のファッションに対する考え方は、大きく変わると思うのですが・・・。
逆にその程度の説明で売れなくなる商品なら、はっきり言って売らなければいいんです。
東京の有名クリーニング店レジュイールのHPを見ると「イタリア研修報告書」と題して、現地の考え方として「洗えない服が不便なら、買わなければいいだけです」
と書かれています。染色堅牢度等という概念は、元々現地の考え方と相容れないし、それを着る消費者側もよく判っていて、現地にも消費者センターのような所は存在するけど、色に関するトラブルについてのクレームは皆無だと言います。
先のコメントにも書きましたが、ヨーロッパの商品を売るなら(しかも高額で)やっぱり、その国のファッションに対する思想も一緒に売るべきだと思うんです。
それができないのなら、売らなければいいんです。
売れりゃ誰が困ろうがかまわないのなら、それはもはや商売ではない・・・って、そう言いたいところですが、実際は「まぁまぁそんな堅いこと言わずに」で、ぼやかしておく方が世の中上手く回るんですよね。
それによって。我々クリーニング屋も食べているのですから、大きな事は言えません。ややこしい服があるから、我々零細店も生き残る道がある。
しかし、少なくともこの様なファッションが好きな方には、現地の考え方も一緒に「纏って」欲しいものです。
気まぐれさんのコメント
安治川さん、コメントどうも有り難うございます。
消費者目線で見ていませんでしたね・・・(反省)。
事細かく教えていただきまして大変参考になりました。
また今後ともよろしくお願いします。
消費者目線で見ていませんでしたね・・・(反省)。
事細かく教えていただきまして大変参考になりました。
また今後ともよろしくお願いします。
安治川さんのコメント
気まぐれさん
いらんこと(私の勝手な意見)を書いてしまって、ごめんなさい。
でも気まぐれさんは、消費者目線でいつも見てはるように思いますよ。
業者目線なのは、むしろ私の方です。
様々なクリーニング屋さんの嘆き(特に本品のようなデリケート商品でのトラブル、というより僅かな変化で、トラブルとも言えないような事)を常日頃見聞きするものだから、ついついクリーニング業者サイドの意見になります。
我々クリーニング業者も反省すべき所は多々ありますが、現実を見れば最終的に泣きを見るのはクリーニング業者のように思います。最近では「洗ったもの負け」から一歩進んで「受け付けたもの負け(洗ってないのに責任を問われる)」ケースもあり、プロなんだから仕方がないと言われても、やりきれない、非常に気の毒なケースも目にします。
そしてこれらの多くが、販売時に適切な説明があれば、少なからず防げたであろうと思うものです。
そして一方で、消費者の自己責任についても考える必要があります。
平成16年に施行された消費者基本法は、消費者の自助努力について明記され、消費者にも自己責任が存在することがハッキリしたのですが、この法律の中で「消費者に対し必要な情報及び教育の機会が提供され」とありますように、その前提として、商品に対する的確な情報が「有効な形で」提供され、教育(啓蒙)の機会が存在している必要性があります。
気まぐれさんがおっしゃるように、日本は洋服の歴史が浅いので、特にヨーロッパ製品に対する考え方が未熟であるという現実、一方ではファッションの国イタリアを代表とするヨーロッパ製品(特に高額ブランド品)に対しては、ファッション雑誌やTV等で、良い事ばかりが強調されていますので、消費者に過剰な期待があるというのが現実です。
そんな中で「買うときに、ちゃんと表示を見なかったあなたが悪い」と、まあ杓子定規に見ればそうなんでしょうが、現実から考えるとこれはちと厳しい。
特に我々クリーニング業者が処理した後(受け付けた後)発生したトラブルについて、「表示にこう書いてあるんだから、これを読まなかったあなたが悪い」では、通りませんよね。後でとんでもないことになります。
まず、最も有効な手段と効果を持つ者(つまり、アパレルや販売者)が、消費者に対して必要な情報を「有効」な形で与え、その上で消費者が判断するという状況でなければ、「契約上の錯誤=誤認」に限りなく近いと私は考えます。
つまり、契約書に小さな文字とか、紛らわしい表現、将来予測しうる消費者にとっての不利益な情報をわざと伝えない等、「有効でない」「有効と思えない」伝え方では、いくら表示されていても無効という考え方です。
今回の表示がそうだとは言いませんが、普段消費者に接している我々が耳にする典型的な消費者の言葉は、「こんな表示まで確認して買うなんて事無いですから」「洗えないと分かっていたら買わなかったのに」「こんな事なら・・・」これが現実です。
ほとんどの消費者は、服を選ぶとき「見た目」で選びますから(当たり前ですが)、メンテナンスのことまで考えて表示を確認するなんて言うことはまず無い(非常に少ない)。
そう言う現実を考えるなら、まず最も求められるべき事は、販売時に、全てでなくとも、少なくても重要な情報だけは「口頭で」伝える。或いは、今回のケースなら、「洗えない表示であること」や「ここにこんな風に説明が書かれています。読んでみてください」でもいい。伝えなければいけない情報なら、隠す必要はないのですから、「この商品は普通には洗えません。ここに表示があって、重要ですから読んでくださいね」だけでもいいんです。
我々クリーニング業者が処理前にお客様に伝えることよりもずっと簡単、楽ちんで何よりも効果的です。だって、あの「あこがれのブランド」が言うんですから、消費者は100%に限りなく近い確率で信用します。
さらにファッション雑誌や広告、TVなど(最近は漫画=王様の仕立て屋?。私も読んでみました。おもしろくて勉強になりますが、ちょっとクリーニングや紡績に対する誤解=間違いもありますね)でも「イタモノ」をもてはやすだけではなく、文化や価値観、さらには気候の違い等も交えて、情報がしっかり提供される。これらのメディアは、消費者に強い影響力を持ちますので、非常に有効な情報となるでしょう。
そして、我々業者も個々の業者レベルではなく、組織(組合など)としてしっかり(有効な手段で)と消費者を啓蒙し、消費者教育を行う。アパレルや販売、さらに川上の原材料メーカーとも積極的に情報交換を行い、クリーニングに対する理解を求める。
特に我々クリーニング業者のTESにはこの役割が求められていると思います。
アパレルや販売の方(商品を売ってなんぼ)の立場も分かりますが、根本的な問題である「消費者意識の未熟な状態」を解決しない限り、未来永劫この問題からは解放されないでしょうね。
またまたいらないことを書いてしまいました。
あくまでも私の意見です。気まぐれさんは、気まぐれさんのスタイル、信ずる道を行ってください。どうもイヤな思いをさせてしまったかも知れません。ごめんなさい。許してください。
安治川
いらんこと(私の勝手な意見)を書いてしまって、ごめんなさい。
でも気まぐれさんは、消費者目線でいつも見てはるように思いますよ。
業者目線なのは、むしろ私の方です。
様々なクリーニング屋さんの嘆き(特に本品のようなデリケート商品でのトラブル、というより僅かな変化で、トラブルとも言えないような事)を常日頃見聞きするものだから、ついついクリーニング業者サイドの意見になります。
我々クリーニング業者も反省すべき所は多々ありますが、現実を見れば最終的に泣きを見るのはクリーニング業者のように思います。最近では「洗ったもの負け」から一歩進んで「受け付けたもの負け(洗ってないのに責任を問われる)」ケースもあり、プロなんだから仕方がないと言われても、やりきれない、非常に気の毒なケースも目にします。
そしてこれらの多くが、販売時に適切な説明があれば、少なからず防げたであろうと思うものです。
そして一方で、消費者の自己責任についても考える必要があります。
平成16年に施行された消費者基本法は、消費者の自助努力について明記され、消費者にも自己責任が存在することがハッキリしたのですが、この法律の中で「消費者に対し必要な情報及び教育の機会が提供され」とありますように、その前提として、商品に対する的確な情報が「有効な形で」提供され、教育(啓蒙)の機会が存在している必要性があります。
気まぐれさんがおっしゃるように、日本は洋服の歴史が浅いので、特にヨーロッパ製品に対する考え方が未熟であるという現実、一方ではファッションの国イタリアを代表とするヨーロッパ製品(特に高額ブランド品)に対しては、ファッション雑誌やTV等で、良い事ばかりが強調されていますので、消費者に過剰な期待があるというのが現実です。
そんな中で「買うときに、ちゃんと表示を見なかったあなたが悪い」と、まあ杓子定規に見ればそうなんでしょうが、現実から考えるとこれはちと厳しい。
特に我々クリーニング業者が処理した後(受け付けた後)発生したトラブルについて、「表示にこう書いてあるんだから、これを読まなかったあなたが悪い」では、通りませんよね。後でとんでもないことになります。
まず、最も有効な手段と効果を持つ者(つまり、アパレルや販売者)が、消費者に対して必要な情報を「有効」な形で与え、その上で消費者が判断するという状況でなければ、「契約上の錯誤=誤認」に限りなく近いと私は考えます。
つまり、契約書に小さな文字とか、紛らわしい表現、将来予測しうる消費者にとっての不利益な情報をわざと伝えない等、「有効でない」「有効と思えない」伝え方では、いくら表示されていても無効という考え方です。
今回の表示がそうだとは言いませんが、普段消費者に接している我々が耳にする典型的な消費者の言葉は、「こんな表示まで確認して買うなんて事無いですから」「洗えないと分かっていたら買わなかったのに」「こんな事なら・・・」これが現実です。
ほとんどの消費者は、服を選ぶとき「見た目」で選びますから(当たり前ですが)、メンテナンスのことまで考えて表示を確認するなんて言うことはまず無い(非常に少ない)。
そう言う現実を考えるなら、まず最も求められるべき事は、販売時に、全てでなくとも、少なくても重要な情報だけは「口頭で」伝える。或いは、今回のケースなら、「洗えない表示であること」や「ここにこんな風に説明が書かれています。読んでみてください」でもいい。伝えなければいけない情報なら、隠す必要はないのですから、「この商品は普通には洗えません。ここに表示があって、重要ですから読んでくださいね」だけでもいいんです。
我々クリーニング業者が処理前にお客様に伝えることよりもずっと簡単、楽ちんで何よりも効果的です。だって、あの「あこがれのブランド」が言うんですから、消費者は100%に限りなく近い確率で信用します。
さらにファッション雑誌や広告、TVなど(最近は漫画=王様の仕立て屋?。私も読んでみました。おもしろくて勉強になりますが、ちょっとクリーニングや紡績に対する誤解=間違いもありますね)でも「イタモノ」をもてはやすだけではなく、文化や価値観、さらには気候の違い等も交えて、情報がしっかり提供される。これらのメディアは、消費者に強い影響力を持ちますので、非常に有効な情報となるでしょう。
そして、我々業者も個々の業者レベルではなく、組織(組合など)としてしっかり(有効な手段で)と消費者を啓蒙し、消費者教育を行う。アパレルや販売、さらに川上の原材料メーカーとも積極的に情報交換を行い、クリーニングに対する理解を求める。
特に我々クリーニング業者のTESにはこの役割が求められていると思います。
アパレルや販売の方(商品を売ってなんぼ)の立場も分かりますが、根本的な問題である「消費者意識の未熟な状態」を解決しない限り、未来永劫この問題からは解放されないでしょうね。
またまたいらないことを書いてしまいました。
あくまでも私の意見です。気まぐれさんは、気まぐれさんのスタイル、信ずる道を行ってください。どうもイヤな思いをさせてしまったかも知れません。ごめんなさい。許してください。
安治川
気まぐれさんのコメント
安治川さん、度々のコメント本当に有り難うございます。
何か、お気を使わせてしまったみたいで・・・スミマセン。
クリーニングトラブルと日夜向き合っておられる姿には感銘を受けます。
また色々と教えて下さい。
何か、お気を使わせてしまったみたいで・・・スミマセン。
クリーニングトラブルと日夜向き合っておられる姿には感銘を受けます。
また色々と教えて下さい。
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安治川さんのコメント
取扱注意表示だけでよいのかな?
現在の絵表示は、一応消費者向けのモノなので、これはこうならざるを得ないというのが、実情でしょう。
しかし、常々思いますが、この様なオール×表示を付けるのなら、やはり販売時に説明があって然るべきですね。
特に後半のくだり、「数回は大丈夫ですが・・・」というのは、日本の一般消費者にとってはものすごく重要な情報です。
日本人は、イタリアの高級ブランドに対して非常に価値を感じている(私は幻想だと思います。一般的な日本人の価値観にそぐわない部分が多い。だからクレームになる)、あるいはその傾向が強いので、耐久性に乏しいということは是非とも説明が必要な項目です。
しかし、それを言うと売れなくなる、だからよーく読まないと分からない所にこそっと書いてある・・・。ここに書いてあるのだから、消費者の自己責任・・・?
厳密に言えば、消費者契約法に抵触するように思います。
まあ、この商社もクレームに対する防御策として、大げさ目に書いているのでしょうが、イタリア現地ではクレームにもならないようなことが、今の日本ではクレームになってしまう。そういった消費者の問題もありますし、気まぐれさんの仰るようにクリーニング業者も信用されていない。
私は、それらもひっくるめて考えるべきだと思いますが、根本的な問題として、特にファッションの国イタリアの「思想」の部分を衣類と一緒に輸入し、消費者にきちんと伝えるべきだと思います(良い悪いではなく、価値観の違い)。
クリーニング業者レベルで、受付の時にその件についていくら消費者に伝えてもなかなか伝わりません。
こんな事を言っては何ですが、ファッションケアに魔法はありません。
デリケートなモノほど、ケアしにくく、汚れを落とすということは、少なからず衣類に負担が掛かる。少々の変化は致し方がない。むしろその変化を楽しむくらいの感覚で、これらの衣料を購入するべきだと思います。
そのためにも、最も重要なのは、販売時の説明責任であり、こんな目立たないところにこそっと書く取扱注意表示ではないと思います。