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ドライクリーニングの品質

2008-09-25

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「ウールスーツをドライクリーニングすると風合いが損なわれる」と、ちょくちょく聞きます。
ドライクリーニングが悪いように言われて・・・。

言われるその風合いは、僕自身はてっきり「しっとり感・ヌメリ感」のような高級感をだす付加価値的要素にあたる風合いだと思っていたのですけど・・・。
(ドライクリーニングによってウールの持つ油脂分が除去される為だと、まことしやかに伝えられていますけど・・・どうなんでしょうか)

ネットで色々と見ていると、どうも違うような気がします。

どうやら「ベトベトする」とか「ゴワゴワする」と言った風合い変化のようで。

でも・・・これって・・・別にドライクリーニングが悪いんじゃないですよ。

「ベトベト」や「ゴワゴワ」をクリーニングする前から感じられていたのであれば、
汗成分がドライクリーニングで除去出来なかったので残留しているとなりますけど・・・。

「ドライクリーニングすると風合いが損なわれる」という表現から察すると、
ただ単にご利用になられたクリーニング店のドライクリーニングの品質が悪かっただけです。
(汚れたドライクリーニング溶剤で洗う為に、その汚れが付着しているのではないでしょうか)

品質の良いドライクリーニング処理をすれば上記のような風合い変化は起こりません。

ドライクリーニングの品質に対して高い意識を持っているクリーニング店では、キレイな溶剤で洗浄出来るようにいつもチェックしています。


とはいっても、ドライクリーニングはデメリットも併せ持っています。
「汗などの水溶性汚れが落ちない」や「溶剤を繰り返し使用する為に逆汚染の危険性がある」とか。
(それらを克服する為に僕達は「しみ抜き処理」や「溶剤管理」などで対応しています)

でも、デリケート衣類を安全に洗浄し、高いコストパフォーマンスでお客様に提供する事に於いては、現在の所最も有効な方法である事には変わりありません。



それに「水洗い(ウエットクリーニング)」する場合でも、ドライクリーニングは重要な役割を果たします。

それは、ガンコな油汚れを取り除く事。

ランドリークリーニングのようなハードな洗浄方法ならいざ知らず、デリケート衣類を「水洗い(ウエットクリーニング)」する場合は油汚れを取り除く事がすごく大変です。

が、ドライクリーニングをしておけば油汚れはほとんど除去出来るので、安全な優しい水洗い(ウエットクリーニング)でもデリケート衣類の洗浄が効果的に出来るという訳です。

この「ドライクリーニングと水洗い(ウエットクリーニング)の2度洗い」をWクリーニングと言います。
(当店はこのWクリーニングを基本洗浄としています)


「ドライクリーニングは悪」と決め付けずに、キチンと処理されているクリーニング店を探してみませんか?
「ドライクリーニングの品質が良い」お店は、良いクリーニング店です。(と僕は思っています)
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