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ポリエステルでも色落ちします
2007-02-10
- Category : 衣類について
Tag :
フォーマルウエアには「より濃い、深い黒」が求められるようです。
重厚な感じがしますし、フォーマル感もアップしますもんね。
ところで、女性のフォーマルウエアにはポリエステルが良く使われますが、
(アセテートやレーヨンなどを混紡したりもします。)
元々ポリエステルは染めにくい為、鮮やかさや深みのある黒が出せませんでした。
でも、最近は繊維メーカーの努力で改良された様々なポリエステルが生産されています。
繊維断面を変形させたり、表面に無数の穴を開けたり。
その為、今まで以上に染料が入り込め鮮やかな色や濃い色が出せるようになっています。
しかし・・・色落ちするものがすごく多くなりました。
多分必要以上の染料が繊維に入り込んでいる為ではないでしょうか。
ポリエステルの染色は「無理やり染料を押し込んでいる」っていう感じの染色方法です。
というのも人工的に作られた繊維ですので、繊維表面に染料が入り込む隙間がない程緻密な状態らしいです。
そこで高温処理によって無理やり隙間を作り、そこに染料を押し込むという方法で染められます。
入り込む染料の量は限られていますので、より鮮やかにしたり濃くする為には繊維自体を改良します。
という訳で、前述のような改良を施される訳ですが・・・しっかりとは染まっていないようです。
日常での使用では色落ちの心配は無いようですが(危うい製品もあるそうですけど)、
ドライクリーニングでの揉みタタキ作用によって色落ちする場合があります。
(水洗いでも色落ちする場合があります。)
ケアのしやすいポリエステルでも鮮やかな色合いや濃色製品は色落ちしやすいという事を、
頭の片隅にでも入れておいてもらえればと思います。
(赤も色落ちしやすいようです。)
当店のもう一つのブログです。
重厚な感じがしますし、フォーマル感もアップしますもんね。

ところで、女性のフォーマルウエアにはポリエステルが良く使われますが、
(アセテートやレーヨンなどを混紡したりもします。)
元々ポリエステルは染めにくい為、鮮やかさや深みのある黒が出せませんでした。
でも、最近は繊維メーカーの努力で改良された様々なポリエステルが生産されています。

繊維断面を変形させたり、表面に無数の穴を開けたり。
その為、今まで以上に染料が入り込め鮮やかな色や濃い色が出せるようになっています。
しかし・・・色落ちするものがすごく多くなりました。

多分必要以上の染料が繊維に入り込んでいる為ではないでしょうか。
ポリエステルの染色は「無理やり染料を押し込んでいる」っていう感じの染色方法です。
というのも人工的に作られた繊維ですので、繊維表面に染料が入り込む隙間がない程緻密な状態らしいです。
そこで高温処理によって無理やり隙間を作り、そこに染料を押し込むという方法で染められます。
入り込む染料の量は限られていますので、より鮮やかにしたり濃くする為には繊維自体を改良します。
という訳で、前述のような改良を施される訳ですが・・・しっかりとは染まっていないようです。
日常での使用では色落ちの心配は無いようですが(危うい製品もあるそうですけど)、
ドライクリーニングでの揉みタタキ作用によって色落ちする場合があります。
(水洗いでも色落ちする場合があります。)
ケアのしやすいポリエステルでも鮮やかな色合いや濃色製品は色落ちしやすいという事を、
頭の片隅にでも入れておいてもらえればと思います。

(赤も色落ちしやすいようです。)
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ポリエステルとは
ポリエステルポリエステル (Polyester)とは多価カルボン酸(ジカルボン酸)とポリアルコール(ジオール)との重縮合体である。ポリアルコール(アルコール性の官能基 -OH を複数有する化合物)と、多価カルボン酸(カルボン酸官能基 -COOH を複数有する化合物)を反応(脱水