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麻について
2007-05-28
- Category : 衣類について
Tag :
今日の大阪はとても暑かったです。
30℃を超えていたのではないでしょうか・・・。
バテないように頑張らなくては。
これからの季節に欠かせない素材といえば麻ですが、とてもデリケートな素材です。
爽やかな着心地、涼しげな印象を与える素材ですが、反面取扱いが難しい面があります。
例えば、収縮。
ドライクリーニング時のタンブラー乾燥(ドラム回転の乾燥機)工程での熱と叩き作用や水洗いによって起こります。
(当店では乾燥時での風合い変化を避ける為、自然乾燥しています。)
特に糸が移動しやすい編み組織の甘いニットやカットソーは、水洗いによる収縮が起こります。
この収縮は斜行という生地が斜めに歪んでしまうものです。
繊維の特性上、水に漬けてしまうと多少なりとも起こる可能性が非常に高く避ける事は出来ません。
(収縮を最小限に留める為に、当店では麻素材は手洗いを施しています。)
この斜行は起こってしまうと元に戻す事は困難になります。
でも、夏の素材ですし水洗いは不可欠なものですし・・・。
素材の特性によるものですので、ご了承していただくようお願いいたします。
(極端に収縮(斜行)する場合は製品に問題があると思いますが。)
また、摩擦に弱いという面も持っています。
これは麻繊維が非常に硬く、そして真っ直ぐな繊維の為毛羽立ちやすい事が要因の一つとされています。
それに、染色が非常に甘く糸の内部にまで染まっていない状態です。
ですから、着用中の摩擦によって毛羽立ったりするとその染まっていない部分が目立ってしまって白っぽく見えたりします。
染色の面から、もう1つ付け加えますと・・・。
汚れが付着したまま長期間放置しておくと、その汚れの影響で染料も脱落しやすくなります。
クリーニング時(水洗い)で影響が現れます。
綿素材でも同様の事が起こりますが、麻素材の場合染料が内部にまで浸透していない為、染料が脱落すると変色・脱色が目立ちます。
そして酸性雨の影響も受けやすい繊維ですね・・・。
この事はまた後日。
麻素材の衣類は、一層のこまめなお手入れが必要ですね。
着用後は必ずクリーニング(水洗いをオススメ)してください。
当店のもう一つのブログです。

30℃を超えていたのではないでしょうか・・・。
バテないように頑張らなくては。

これからの季節に欠かせない素材といえば麻ですが、とてもデリケートな素材です。
爽やかな着心地、涼しげな印象を与える素材ですが、反面取扱いが難しい面があります。

例えば、収縮。
ドライクリーニング時のタンブラー乾燥(ドラム回転の乾燥機)工程での熱と叩き作用や水洗いによって起こります。
(当店では乾燥時での風合い変化を避ける為、自然乾燥しています。)
特に糸が移動しやすい編み組織の甘いニットやカットソーは、水洗いによる収縮が起こります。
この収縮は斜行という生地が斜めに歪んでしまうものです。
繊維の特性上、水に漬けてしまうと多少なりとも起こる可能性が非常に高く避ける事は出来ません。

(収縮を最小限に留める為に、当店では麻素材は手洗いを施しています。)
この斜行は起こってしまうと元に戻す事は困難になります。

でも、夏の素材ですし水洗いは不可欠なものですし・・・。
素材の特性によるものですので、ご了承していただくようお願いいたします。

(極端に収縮(斜行)する場合は製品に問題があると思いますが。)
また、摩擦に弱いという面も持っています。
これは麻繊維が非常に硬く、そして真っ直ぐな繊維の為毛羽立ちやすい事が要因の一つとされています。
それに、染色が非常に甘く糸の内部にまで染まっていない状態です。
ですから、着用中の摩擦によって毛羽立ったりするとその染まっていない部分が目立ってしまって白っぽく見えたりします。
染色の面から、もう1つ付け加えますと・・・。
汚れが付着したまま長期間放置しておくと、その汚れの影響で染料も脱落しやすくなります。
クリーニング時(水洗い)で影響が現れます。
綿素材でも同様の事が起こりますが、麻素材の場合染料が内部にまで浸透していない為、染料が脱落すると変色・脱色が目立ちます。
そして酸性雨の影響も受けやすい繊維ですね・・・。
この事はまた後日。

麻素材の衣類は、一層のこまめなお手入れが必要ですね。
着用後は必ずクリーニング(水洗いをオススメ)してください。

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