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ドライクリーニングって

2007-07-16

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最近、石油系ドライクリーニングの事についてメディアやネットなどで色々と言われています。

「汚れた溶剤を繰り返して使っている」
「変な臭いがする」
「肌に悪い」・・・など。

上記のような、ある意味偏ったデメリットばかりを誇張されているような感じで言われているので何だか・・・。

この間もTV(関西地方)の番組で取り上げられていました。
石油系溶剤ではない新溶剤を使用したり、従来とは違った新しい洗浄方法を取り入れたドライクリーニング機を使用するなど「石油系ドライクリーニングとは一線を画す」といった内容です。

「肌に優しい溶剤」をアピールしていたり、「蒸留(新液と同様の状態)した溶剤で洗浄する」といった感じで。

確かに現在使用されている大多数の石油系ドライクリーニング機は一浴式という溶剤をろ過(ろ紙や活性炭など)して繰り返し使用する洗浄方法ですので、溶剤状態にバラツキがあるのは否定出来ません。

ですので、衣類に影響が出る前に溶剤が色づき始めたら早めにろ紙や活性炭などを交換して脱色します。
(溶剤管理の意識が強いお店ほど、キチンとされています。)

「臭い」の問題も適切な溶剤管理をしていれば問題なく、また現在は特効薬もありますので衣類に臭いを付けてお返しする事もありません。

しっかりと溶剤管理をする事で、ドライクリーニングも安心してご利用していただけます。

元々、ドライクリーニングは「水洗い出来ない衣類を安全に洗う」事を目的としています。
有機溶剤での洗浄の為、油汚れには強い洗浄力がありますが水溶性汚れにはあまり効果的ではありません。

ですので、ドライクリーニングの後水洗い(ウエットクリーニング)をするWクリーニングが効果的なのです。

ドライクリーニングの溶剤管理への意識は年々高まっていると思います。
個人でされているお店は特に「大きなお店に飲み込まれないよう」に必死に頑張っています。
(当店もです。)

ドライクリーニングに対して、誤った認識をされないようによろしくお願いいたします。
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